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プロフィール

YAMADA ATSUKO
1974年4月10日 広島・海田町生まれ。

生後3ヶ月で左眼は「先天性白内障」と診断され、3度も手術を受けたものの失明。
その後、親の仕事で高知→茨城→北海道(名寄・恵庭)→鳥取にお引越し。
視力低下等の理由から大学院を中退し、絶対住むはずのなかった大阪へ移住、
社会人となりました。
その後も視力が徐々に低下し続け、2011年には0.01となり、視覚障害者1級となりました。

スポーツ歴


もとは小学校の子ども会イベントでミニバスをやって、バスケが好きになりました。
しかしながら、中学では親の反対にあい、ろくに部活もせず。
高校は親の目を盗んで(?)バスケ部に入るものの、やはり選手としては大変で、マネージャーに転向しました。
大学ではもう一度バスケ部に入部し、覚悟を決めて4年間しっかりと練習を積みました。レギュラーに慣れるほどの上達はなかったが、健常者と一緒に続けられたことで自信を持てました。

2006年に社会人になって視覚障害者の認定を受けたころ、SNSで知り合った視覚障害者から、ブラインドサッカーに誘われて、大阪バレッティに入りました。
弱視のサッカーは男女一緒で、健常者とほぼ同じルール。当時女子弱視選手は全国に2人しかいなかったので、日本ブラインドサッカー協会理事長から応援いただくも、けがが耐えないと危機感を持っていたところで練習試合で骨折! 周囲から怒られまくり断念…。

そこに弟から1本の電話を受けることをきっかけに、マラソンを始めました。
さらにそのつながりから、ごく軽い気持ちで2012年春からトライアスロンを始めました。

マラソンを始めたきっかけ


私の弟は、アマチュアサブスリーランナー * でした。 *フルマラソンを3時間以内で走ること。

サッカーをあきらめかけたころ、夜中に珍しく弟から電話。家族には病気のことよく相談されるので、何か体調が悪いのかな?くらいに電話を取りました。
でも、それは聞いたこともない弟の声でした。沈みきった、もう消えてしまいそうな声…。
それが「うつ病」であるということは、そのあとすぐに判明しました。

離れているためになにもしてやれないことがもどかしい日々が続きました。
その時、サッカーの仲間から「伴走してもらって走るというのが、視覚障害者にはあるんだよ」と教えられました。
弟に「東京マラソンに出てみたいんだけど、今視力が低下してきて1人ではもう走れないと思う。だから一緒にロープを持って走ってくれないかな?」と冗談半分でお願いしてみました。
私としては、走るのがキライなので、実は断ってほしかった…。
けど弟の返事は 「いいよ、やってみたい」 
そしてさらには、運悪く抽選にも当たってしまい、走らざるを得なくなりました。

それがマラソンをするきっかけとなり、練習は主に「長居わーわーず」でお世話になりました。
本番ではたった1回練習しただけの弟と必死で走った結果、なんと2位!(速い選手はあまり出ない大会なので) それに味をしめ、つい続けることになりました。
東京マラソンには2011年以来毎年出させていただき、今は名古屋ウィメンズマラソン(フル)、矢作川マラソン(10キロ)も、弟と必ず出ることにしています。弟も少しずつ、病気を克服してきているようです。

トライアスロンとの出逢い


マラソンが嫌になってきた頃、とある飲み会で大西監督を紹介され「泳げるんだってね、ぜひタンデムにも乗ってみない?」とナンパのような(?)お声かけをいただきました。私も軽いのりでやってみたいと答えて、TRI6 westに入ることになりました。
一番の決め手は「女子選手が今はいないから、パラリンピックも夢じゃない。しかも先駆者と呼ばれるようになるよ」という言葉。表彰されるかも、そんなことは私の人生になかった。片目がなくても健常者として扱われ、なのに夢だった医者にもなれず、研究者もあきらめた私は、これから何をしていけばいいのかわからなくなっていました。
だからすごくうれしかった。
そして初めてタンデムに乗ったときも、自転車は昔から苦手で、もう乗ることもないんだろうと思い始めていたので、あんなに風が気持ちいいなんて、初めて気付きました。
できる範囲でがんばるようにしていくと、どんどん周りにサポーターが集まってくれて、自然と「team ATSUKO」になってくれました。
2013年からはアスロニア様、2014年からはグンゼスポーツ様がいろいろな形でスポンサーになってくださって、さらにサポートしてくれています。


「チームあつこ」とは?

円尾(山田)敦子の目標に賛同し、練習や遠征をサポートしてくれる仲間たちの総称です。


■構成


  ガイド
  トライアスロン:男性 5名、女性 10名
  スイム:約10名
  ラン:20名以上
  サポーター:数知れず
   近畿ブロックパラトライアスロン委員会
   兵庫県トライアスロン協会のみなさま
   芦屋浜アスリートクラブ
   グンゼスポーツのみなさま
   アスロニアのみなさま
   長居わーわーず
   第一三共陸上部
   関東のガイドさんたち     など

  サポート企業様
   グンゼスポーツ株式会社 様
   神戸トヨペット株式会社 様
   もりさいくる 様
   メイストーム 様
   株式会社アスロニア 様
  サプライヤー企業様
   山本光学株式会社 様
   株式会社オージーケーカブト 様
   小林製薬株式会社 様
   ベックオン 様